日本酒日和メールマガジン
   
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明けましてお目出とうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます !!
 年頭にあたりSRNの正・副代表幹事が、皆様にご挨拶致します。

●代表幹事: 螳譽梁◆ー卍后[詭據\

         

新年あけましておめでとうございます。
 昨年、本会の代表幹事に就任いたしました株式会社一ノ蔵の鈴木でございます。
謹んで新年のお祝いとご挨拶を申し上げます。

 今年は「酉年」。ご存知のように「酉」と言う字は古代象形文字の「酒壺」から成り立ちました文字でございまして、「鶏」と言う動物が干支にあてがわれましたのは、後の事であります。いわば今年は「鶏年」のようで、本来は「酉年」=「酒年」と言う事も出来ますが、「酉」は醗酵の器にて、ふつふつと微生物の力(パワー)が湧き出でる「醗酵の年」 と申し上げたく存じます。

 酉年の本年、本会も新たな体制のもと、日本酒の原点である醸造発酵技術の追求、 そして 「米」に秘められた無限のパワーの活用を目指す「ライスパワープロジェクト」の挑戦 を続けて参ります。また、醸造醗酵文化の担い手として、日本の伝統文化との融合をはかり、日本酒を通した豊かな生活の提案 を進めて参ります。

何卒、倍旧のご指導ご鞭撻、ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます。

   
一ノ蔵『笙鼓』純米大吟醸(しょうこ) 一ノ蔵 発泡清酒 すず音(すずね)

●副代表幹事: 武重本家酒造蝓ー卍后”霆斗正



新年あけましておめでとうございます。

 昨年10月の総会時から幹事団も若返りました。今年は「すず音の特許権消滅」を控え、新体制へ移行していく大事な一年ですので、心を引き締めて幹事団、会員各社と連携を図りながら、新体制の方向付けを探っていきたいと思っております。

 新体制へ移行も徐々に始まっており、その現れの一つが今書いている年頭の挨拶です。昨年までは各社がSRNの会報への原稿として書いておりましたが、新体制では会報の発行を止め、必要な情報はこのブロク、日本酒日和に掲載する事となりました。会報に書いているときは、なんとなく会員各社へ向けての話題、書き方をしておりましたが、今回からはブログへの掲載ということで消費者の皆様も含めた情報発信を意識するため、なかなか筆が進まずに困っています。

 昨今はこのブログのアクセス数もかなり増えてきていますが、どちらかというと会員各社個別の情報と事務局活動の情報発信が主で、グループとしての姿が皆様には見えにくい状態です。せっかくのブログがあるのですから、グループとしての魅力を情報発信していく事で、ファンを増やすだけでなく新たな仲間(会社会員)が増える、そんな場にブログをしていきたいと思っています。それにはもっとグループとしての魅力が伝えられるような活動をすることが重要な課題です。
逆に言えば今まで如何に安直に情報を発信してきたか(もしくは発信していなかったか)を改めて痛感する次第でもあります。


大吟醸『酔牧水』    低アルコール・どぶろく『十二六 甘酸泡楽』

(皆さま、 本年もご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。)


        
SRNの新役員からのメッセージです (此法!!
監事 一宮酒造・浅野浩司 社長 (島根県大田市) から締め括りのッセージが届きました。・・・・

    

 このたび、日本酒ライスパワーネットワークの監事をさせていただくことになりました島根県の一宮酒造の浅野と申します。昨年までは幹事ということで運営のお手伝いをさせていただきましたが、多くの皆様との関わりを持つことができ、たくさんのことを学ばせていただきましたことに心より感謝申し上げます。

 さて、人口減少、高齢化、アルコール飲料の多様化、若者の日本酒離れなどにより日本酒の需要は長期低落傾向にあります。島根県では本年「東京」・「大阪」にて、しまねの地酒フェアを開催しましたが、両会場とも大変盛況で少しずつではありますが回復の兆しが見えてきていると感じております。業界関係者・一般消費者の皆様から、特定名称酒など高付加価値商品に対する期待が非常に高いことを感じたところであります。今後も、日本酒全体の需要は伸び悩むものの、純米酒を中心にその比率は増加していくものと考えております。

 地元島根県は人口減少が続き高齢化比率の高い地域であり、新たな市場開拓に取り組むことが必須となっております。弊社には、女性杜氏を目指す娘(理可・次女)が東京農大醸造学科を卒業後、今期で4酒造期をむかえ酒造りに情熱を傾注してまいりました。同じ若者世代を集めて日本酒の魅力を伝えようと、「リカーの会」を開催しました。(「りか」の名前とリカー「お酒」から命名)。今後も積極的に情報発信に取り組んでまいりたいと考えております。

 また、島根県酒造組合として「JAPANブランド育成支援事業」の採択を受け、本年度は「タイ」・「ベトナム」での日本酒流通の市場調査を行ったところであり、今後の輸出拡大にむけ取り組んでいるところであります。弊社でも中国・香港など現在6か国に輸出しており、輸出数量も順調に伸びてきているところです。

 本年5月に中国の北京に行ってまいりましたが、日本食料理店を中心にソムリエによる日本酒セミナー(日本酒と料理の相性や商品管理など)が開催されており、日本酒に対する注目が高まってきていることを実感しました。主催者にお話を伺いましたが、今後も他の地域においてこうした取り組みを続けていきたいとのこと、今後の有望市場の一つとして期待できると感じたところです。



 新体制の日本酒ライスパワーネットワークでは、新たな商品開発はもちろんのこと、品質保持技術の開発にも取り組んで頂きたいと考えております。国策としての「クールジャパン」の推進による輸出拡大が見込まれる中、このたびの視察では、まだまだ商品管理体制が整っていない状況も多々見受けられました。海外でもより良い状態で日本酒を楽しんでいただくため、品質保持技術の確立に向けSRNでの積極的な取り組みに期待するところであります。





[一宮酒造とは・・・・]

◆ 所在地:    〒694-0064島根県大田市大田町大田ハ271-2

          0854-82-0057  info@ichinomiya-s.jp

◆ 資本金:   500万円

◆ 経営理念:

「日々挑戦!」

毎日が挑戦、美味しさ・美しさ(美化)に挑戦

高い志を持ち、「酒」・「自己」のレベルアップを目指す

お酒を通じて、人間関係の円滑化に寄与する

地域の活性化に貢献する「日々挑戦!」経営理念

◆ 創業:  明治 29 年。わが蔵は戦国時代の多くの大名や武将の争奪の的となった石見銀山の玄関口、島根県大田市の中心部に位置しております。

◆ 酒造りの特徴:  「銘酒は良い水から生まれる」と言われるように日本酒の組成の約 80 %は水であり、“酒の命の源” です。当社では良質の酒米はもちろん、特に水にこだわり、雄大な三瓶山の麓から湧き出る伏流水を抗酸化力の高い水にして仕込みに使用しております。
 また、こちらで紹介しておりますお酒は、熟成後醸し出した新酒の風味を出来るだけそのままの状態で味わって頂くために、無濾過(活性炭の使用を一切せず)・瓶燗方式(生酒を瓶詰めした状態で加熱処理)による火入れ後、急冷・冷蔵貯蔵し品質管理に努め、熟練の杜氏による昔ながらの手造りによる酒づくりをしております。
SRNの新役員からのメッセージです (后法!!
監事 花の舞酒造 ・高田謙之丞 専務取締役 (静岡県浜松市) からメッセージが届きました。



 平素より大変お世話になっております。花の舞酒造の高田と申します。

 20年前まで100万klあった日本酒の課税移出数量は、現在50万klまで落ち込んでしまっています。 10年前に花の舞酒造へ入社した私は、この現状に危機感を持ち日本酒ライスパワー・ネットワーク(SRN)で勉強させて頂き、新たな需要を取り込むため女性やお酒の苦手な方でも飲みやすい 低アルコール微発泡酒ちょびっと乾杯』 を開発、発売しました。

 その後、全国の酒蔵や大手酒造メーカーでも発泡タイプの日本酒が多く発売され、消費者のスパークリング日本酒の認知度は高いものとなりました。

 発泡タイプの日本酒は定着しましたので、次の需要としては甘酒のニーズが今後一層高まっていくのではないかと考えています。甘酒は、麹を原料とした砂糖が無添加のタイプと酒粕を原料として砂糖を加えるタイプの主に2種類に分けられます。 どちらも甘酒に含まれる健康的な栄養成分と飲みやすさが消費者に受け入れられているのだと思います。SRNでも独自の甘酒開発をすれば今後、面白いのではないかと思っています。

・・・・・・・・・・・・・ * ・・・・・・・・・・・・ *・・・・・・・

【花の舞酒造とは】

 創業: 元治元年(1864年)。 京都で「蛤御門の変」があった年です。

 社名の由来: その名は天竜川水系に古来より伝わる奉納踊りのひとつ「花の舞」に由来します。「花」は命の糧となる稲の花を表し、五穀豊穣を祈願するものです。

 酒造りの方針: 「花の舞」は、酒造りを子育てと同じように考えています。 愛情を注ぎ、慈しみ育ててこそ、納得のいく酒造りができると思います。
 そのための必要条件は、最上質の原料米の吟味、買付けに始まり、蔵の設備の充実、杜氏をはじめ、蔵人の技能の研鑚とチームワークです。
 一千年を超える試行錯誤の歴史を経て、世界に比類のない醸造法を確立した日本酒造り、この先人たちの築きあげた技術と精神を基本としながら、新しい技術の導入も計ってまいります。
SRNの新役員からメッセージが届きました (検 !!
常任幹事 千代寿虎屋・大沼寿洋社長 (山形県) からのメッセージです。



 この度、常任幹事を拝命しました 山形県千代寿虎屋 大沼寿洋です。

 これまでSRNの様々な取り組みや研修会に対し、その魅力に共感をしてできるだけ参画をしてまいりました。これからは幹事として微力ながら運営上のお手伝いができればと思っております。

 さて、昨今の日本酒市場の動向は非常に注目をされているように感じております。新聞や雑誌等でもそれなりに日本酒関連の記事を見る機会が多く、それによって話題性や消費の喚起にもそれなりにつながっているようです。特に付加価値型の日本酒には注目とともに消費動向も連動しており、弊社においても県外出荷の増加は明らかです。一方で地元の晩酌酒や贈答の本醸造は減少に歯止めがかからず多くの酒蔵が感じているような市場動向を感じざるをえません。

 弊社では地元があっての地酒であり、地元の人たちが誇れるような地酒でありたいと考えて全量地元米を掲げて取り組んできました。消費減少の現状は受け止めつつも、今後ともその土地が持つ本質を大事にして品質向上と価値の訴求に取り組んでまいりたい。

 現在、国税庁より清酒の地理的表示“山形”が指定をされる予定でパブリックコメントを募集しています。日本酒における県単位での取得は初めてであり大いに期待をしているところです。諸問題も含んではいますが日本酒のグローバル化とともにブームに流されない日本酒の安定のためにも先鞭をつけられればと考えております。

 最後に、日本酒における酒蔵それぞれの個性は大事ですし、その差別化によってお客様の満足度を高めていくことで各社の存在を際立たせるものになりますが、私としては、その枠を広げたり切り口を変えることによる群としての存在感を出していくことも大事なことと思っています。SRNはこれまで低アルコール関係商品を中心に商品開発を通してまとまり、SRNが掲げる醸造発酵技術を使った米の力を生かした商品開発の理念に共感した会員で成り立っています。これまで米の力を利用した不思議なお酒や米米酒、発泡清酒を提案したり、それを応用して各社の商品開発に生かされてきました。

 今後もSRNを通して日本酒の新しい価値を創造し、またSRNの存在価値が目に見えるようになるように取り組んでいきたいと考えております。

*・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・*・・・・・・・・・・・・*
≪ご参考:千代寿虎屋について≫

[歴史的なこと]

  1696年: 現在の山形市にて「虎屋」を創業。
  1922年: 分家独立して「千代寿」となった
  1972年: ワイン造りを開始
  2000年から全量山形県産米を使用

[酒米のこと]
 地米“豊国”があるからこの地(寒河江)で酒造りを始めた。
一度絶滅したが平成4年に種籾を入手し以来豊国耕作者の会を組織して栽培し、同社限定の酒米として、一つの商品群を作っている。
 現在、酒造好適米は以下の2つの酒米研究会と連携し、一緒に園地回りや酒蔵見学にきていただいたり、酒を酌み交わすなど相互交流をしている。

[ワインのこと]
 1972年にさくらんぼで商品開発ができないかという依頼があり、ワイン造りに着手。現在小さいながら自社畑を保有し、ブドウ栽培農家“葉月会”のメンバー10名で100%山形県産原料のワイン造りをしている。
 日本酒造りとワイン造りは、日本酒造りから醸造技術や発酵管理、ワイン造りからはブドウ(原料)の大切さなど、お互いに学ぶことが多い。
 ワインボトル入りの日本酒のほか、一升瓶のワインもあるが、これが販売の柱にもなっている。


SRNの新役員からメッセージが届きました (掘 !!
続きまして 常任幹事 酒井酒造・酒井秀希社長 (山口県) からのメッセージです


日本酒ブームなのでしょうか。

 周りを見ても以前より日本酒を楽しんでいる人の姿を多く見かけるようになりました。百貨店やスーパーの棚を見ても一時期は焼酎に棚をとられ、細々と販売されていたような印象もありましたが、販売スペースは元に戻ったように感じます。また日本酒専門の居酒屋や角打ちの店など料飲店も日本酒に特化した店舗展開が行われているようです。マスコミにも日本酒が取り上げられる機会も増えてきたようで、日本酒人気を後押ししてくれているようです。

 ですが、過去を振り返ればワインブーム、焼酎ブーム、梅酒ブーム、ハイボールブーム・・・枚挙にいとまがないほどブームで盛り上がった酒類があるわけです。ブームが去った後はどうなるのか、現状を見ればその状況は明らかです。マスコミは煽るだけ煽って飽き始めたら違う酒を持ち上げて新しいブームを作る。情報操作のようなことが行われて、国民はそれに踊らされているだけに過ぎないのではないか。そんな気さえしている中で、この日本酒ブームとも思える現象をどう考えるのか。

 日本酒もブームのような雰囲気がある一方で、総課税移出数量は前年から落としています。日本酒なら何でもいいというわけではなく、消費者がきちんと自分の舌で商品を見極めているということなのでしょう。注目されているのは地方の地酒蔵元。きっかけはマスコミに取り上げられたことなのかもしれませんが、マスコミに取り上げられる前に口コミで噂が広まって・・・というパターンがほとんどでしょうから、やはり消費者の舌がものをいいます。特に最近はSNSの影響はバカにできなくなっています。私どもも多少SNSで情報発信をしていますが、思わぬ反響を得られることもあって驚かされることもたびたびあります。

 山口県の蔵元はここ数年、注目していただけているようで、どこの蔵元に話を聞いても景気の良い話しか聞こえません。しかし、かつて同じような現象が他地域でもあったように記憶しています。現在の状況はブームなんじゃないかと、バブルなんじゃないかと疑ってかかることで、地に足の着いた経営と製造ができるのだろうと考えています。

 景気が良かろうと悪かろうと、ブームであろうとなかろうと、私どもができることは「当たり前のことを当たりまえにやる」ことだけ。特別の対応策は今のところ設けておりません。甘口が流行れば甘口に、辛口が流行れば辛口にと風見鶏的に動けば五橋の味は守られません。五橋の味を守りながら酒質は進化させていく。「当たり前」に取り組んでいけばおのずと良い酒が醸されると私たちは信じています。

 SRNグループの一員としてSRNに期待していることは、グループ内での情報交換(共有)とSRN側からの消費者への情報発信。自分の酒造りをすることが基本なのはもちろんですが、やはり他人が何をしているかを知りたいというのは正直なところです。トラブルの対処法とか、作業の効率化だとか、高性能設備の導入事例など。仲間同士だからできる情報漏洩を期待しています。また自社からの情報発信はどうしても我田引水の手前味噌情報になってしまうので、第三者の立場からの情報発信を期待しています。

SRNの新役員からメッセージが届きました (続)!!
代表幹事 一ノ蔵・鈴木 整社長  に続きまして、
副代表幹事 武重本家酒造・武重有正社長 (長野県) からのメッセージです。



 この度日本酒ライスパワー・ネットワークの副代表幹事を仰せつかりました、長野県の武重です。幹事団の中ではどうやら最年長のようです(もちろん三人の顧問よりは年下ですが)。 ここ数年幹事としてSRNの活動のお手伝いをさせていただいておりましたが、これからは副代表幹事ということで皆様のお力を借りながら鈴木代表幹事を支えていきたいと考えております。

 ここ数年若者の、特に男性のアルコール離れが進んでいるという話を良く耳にします。病院で注射をする前に必ずアルコール消毒でかぶれたりしないかの質問をされるようになったのがその現れだ、といっている人もいます。日本人の遺伝子からして現在お酒を飲んでいる人の多くが、アルコール摂取を繰り返して段々にお酒が飲めるようになっているため、お酒を日常的に飲まない人の多くがアルコール耐性ができず、お酒が飲める人がだんだん少なくなっていくという(我々にとっては)悪循環に陥っているようです。

 今はそこそこの価格の純米吟醸を少しずつたしなむ方が多いように見受けられます。付加価値が高い商品が売れているため、数量が多少減っても売上金額ではまだバランスがとれているようですが、今後アルコールに弱い人が増えてきた場合にも同じ酒質のままで、同じアルコール度数のままで良いのでしょうか。かといって、SRNの低アルコール商品は、確かに米と水で作られてはいるし、おいしい商品ではあるものの、日本酒の範疇からやや離れた酒質です。日本酒とは別のジャンルのお酒として認識している消費者も多いのではないでしょうか。

 余談ですが、日本酒造組合中央会の1階の「酒の情報館」では「米米酒」がよく売れているそうです。館長のお話では、特に外国のお客様は米米酒は日本酒とは別の一つのジャンルのお酒ととらえている方が多いそうです。

 こういう事を踏まえて、今後日本酒の低アルコール化の傾向が強くなってくると思います。これは我々SRNの会員にとっては喜ばしいことです。我々はアルコールの高いお酒とアルコールの低いお酒の両方の技術を持っています。このアドバンテージを生かしていくことが重要だと思いますし、当社でもその方針で今後の商品開発をしていく予定を立てています。

 私もSRNの総会等に参加するようになって20年余となりました。運が良かったということもあると思いますが、コムポ・バムバムの時代に「不思議な酒」の販売が伸び悩んでいるときに、米米酒の開発プロジェクトに加えていただき、その時に取得した「雑酒」の製造免許と「不思議な酒」で蓄えた技術・ノウハウを組み合わせて活性濁酒「十二六」を開発することができました。

 当社のような地方の小規模で大手流通との取引もほとんど無い蔵にとっては、全国の本気で新しいことにチャレンジしている皆様方と交流できるということは何にも代え難いものです。これからも、皆様から情報等をいただき、自分の持つ情報などを皆様にお返ししながら、また新しいチャレンジをしていきたいと思っています。
 皆さんも、何かちょっと新しいお酒を開発してみませんか。


SRNの新役員からのメッセージです !!
 過日のSRN会員総会で新役員が選任されたことは、既報のとおりですが、各役員の想いをメッセージとして順次お届けします。 

まずは代表幹事一ノ蔵・鈴木整社長  から・・・・。



晩秋の候、SRN会員皆様におかれましては益々ご清祥のことと御悦び申し上げます。

この度、日本酒ライスパワー・ネットワークの代表幹事を仰せつかりました一ノ蔵の鈴木でございます。諸先輩方いらっしゃる中、若輩ながらこの任をお受けしましたのは、これまで幸いにもライスパワーの技術を使ったヒット商品に恵まれ、会への技術使用料の納付が一番多かった一ノ蔵が「代表幹事をしなさい」との、前役員の皆様からのご推挙があり、現社長を務める小職が就いた訳でございます。

さて、昨今の日本酒消費動向を見ますと、日本酒全体の課税移出数量は相も変わらず微減ではあるものの、純米吟醸酒を中心とした高い付加価値の商品については、着実に前年数量を越えており、メディアでの取り上げや、日本酒イベントの活況などから、「日本酒ブーム」との声も聞かれております。とりわけ若年層や女性が日本酒をお楽しみいただく事も目立つようになり、現市場の底支えをいただいていると考えられます。各メーカーの技術力向上と品質の高まりもさることながら、アルコールハラスメント回避の徹底や女性の社会進出といった社会状況の変化なども影響しているとのこと。今の若者からは「日本酒を飲んで痛い目にあった」「日本酒だけは苦手だ」といった言葉は聞かれず、また、そのような体験を私たちが話してもトンチンカンな会話になってしまうほどです。

30年あまり前、日本酒のイメージを問うと「アルコール度数が高い」「苦い」「中年層以上(オヤジ)しか飲まない」・・・等々、散々たる答えが返って来たそうです。そんな中、アンチテーゼとして、必然的に生まれたのが「低アルコール」「甘い」「若い女性も飲む」・・・等々といった、SRN技術の応用商品だったのではないでしょうか。昨今流行の商品も「やや低アルの原酒」「やや甘め」「幅広い年齢層のユーザー」・・・そして「微かな炭酸感」に至るまで、我々が大きく舵を切った、その真ん中に進んでいるようであります。

このように、消費者の嗜好も年々変化する中、日本酒ライスパワー・ネットワークに期待すべきこと、市場からご期待いただくことは何かと問うならば、それは「醸造発酵技術を活用し、米の力を引き出す技術・情報・サービスの共有と発信」であります。これは「米の美味しさは誰もが知るが、米の本当の力はまだ誰も知らない」との、勇心酒造・徳山博士の哲学に基づく原点でもあります。

先人たちから引き継いできた醸造発酵技術と「米」の中には、我々の生活を一層豊かにする「パワー(力)」がまだまだ無限大に秘められている事を信じ、務めて参る所存です。

 今後とも皆様からのご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。

(会員外の読者の方々へ)
 鈴木社長は、SRNの生みの親で名経営者と謳われた故 鈴木和郎 最高顧問 (=写真下)のご子息です。 



明けましておめでとうございます。
                明けましておめでとうございます!
              本年もよろしくお願い申し上げます。


               

このブログも09年1月下旬に開設してからやがて3年目を迎えますが、お蔭様でアクセス件数は、初年度12月(約1,000件)から急増しまして、昨年の10月以降、連続して月間3,000件を超えるようになりました。アクセス数が多いページは、やはり『蔵元ニュース』、『・・・を楽しむ会』などです。これからも会員蔵元の動きをフォローしながら内容に応じて詳しくお伝えします。
日本酒をめぐるもっと多様な情報の提供も課題です。

併せて、ホームページから閲覧可能な『SRN会報』(年4回発行)もご愛読ください。

また、このブログは、種々の理由から双方向型となっておりませんので、いずれ折を見てアンケートを行い、読者の方々からご意見を頂く予定にしておりますのでご協力のほどよろしくお願い致します。その際、抽選で会員会社が誇る高品質なお酒やソフト系日本酒との相性抜群の日本酒スイーツ、あるいはライスパワー化粧品をプレゼントする予定です。

本年も「日本酒日和」をご愛読のほどよろしくお願い申し上げます。
はじめまして
はじめまして。激動の新年を期してブログを始めることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。

日本酒ライスパワー・ネットワーク・・・やや長ったらしい名称なので、以後「Sake Rice-Power Network」=「SRN」と称します・・・は、地酒メーカー31社のグループです。「日本酒」と聞くと、古くて保守的なイメージが強いかもしれませんが、SRNは、ちょっとちがいます。「日本酒」の「醸造発酵技術」に着目し、それをベースに、お酒だけでなく、コメを素材とする「食品」、意外でしょうが、はては「化粧品」まで手がけているユニークな企業集団なのです。「日本酒」の「伝統」を大事にしつつ、おコメの持つ「可能性」について新たに取り組む。そんなわれわれの合言葉は、「伝統と革新」です。

コメの力・・・古来より、最も日本人になじみの深いコメ。実は、このコメには、もっと秘められたパワーがあるのです。このコメの力、すなわちライスパワーを追求してきたのが香川県の「勇心酒造」(徳山孝社長、農学博士)。勇心酒造は、30年以上にわたる苦闘の末、コメを素材とする安全で画期的な身体機能健全化素材「ライスパワーエキス」の開発に成功しました。今や日本酒の枠を超えて化粧品素材・化粧品のメーカーとして知られています。

しかも、勇心酒造は、その技術を使って、アルコール度数の低い「日本酒」を開発しました。通常「日本酒」といえば、アルコール度数は、だいたい16度くらい。アルコール度数が低い日本酒系ソフト酒では、それが、なんと半分程度。酸味と甘味のバランスがとれた、フワリと甘くサラリと飲めるお酒です。さらに、SRNでは、こうした「技術」を活用・応用して、さらに「発泡タイプ」の日本酒も開発しました。
 
そんなSRNも、結成から今年で10年。そこで、アルコール度数の低い日本酒系ソフト酒をはじめ、日本酒の魅力、コメの持つ「力」について、もっと多くの方々に知っていただきたいと考えこのサイトをOPENしました。具体的には、SRN会員の活動をはじめ、「日本酒」に関するいろんな情報を提供して参ります。
《主な内容》
 *日本酒をめぐる新しい情報
 *日本酒についての奥深い話 (知られざる薀蓄)
 *試飲会などのイベント情報
 *日本酒系ソフト酒が飲めるお店 (お店探訪記)
 *日本酒について日々思うこと (日本酒つれづれ)


加えて、SRNの事務局の日々の出来事などもご紹介いたします。

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