日本酒日和メールマガジン
   
最近のエントリー
RECENT TRACKBACK
カテゴリー
過去のエントリー
カレンダー
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
ブログ内を検索


LINKS
PROFILE
モバイル
OTHERS
「日本酒の健康効果」 について 医療専門家からたっぷりお話を伺いました
2月18日、「第4回SRN ・酒蔵経営者塾」を開催しました。 その日の講師のお一人が秋田大学名誉教授・滝澤行雄先生(=写真下)、テーマは『日本酒の文化的背景』でしたが、お話の内容の大半は 『酒と日本酒の健康効果』 で大変に興味深いものでした。その一部をご紹介しましょう。



滝澤先生は、医学博士。新潟大学、秋田大学を経て国立水俣病総合研究セン
  ター所長などを歴任され、現在は、老健ホスピア玉川施設長、UNEP環境影響
  評価パネル委員を務めておられます。

 講演で引用された多数の研究成果の中から日本酒の主な健康効果を以下に
  抜粋します。

<抗がん作用>
  わが国の肝硬変、肝がん死亡率は、「清酒の消費量が多い東日本で低く、
  焼酎の消費量が多い西日本で高い」という地域差が戦後一貫してみられる。

  清酒は、がん細胞の増殖を阻止し、また、抗がん作用のあるNK(ナチュラル
  キラー)細胞の活性を高め、さらに放射線防護効果のあることなどが明らか
  となった。



<糖尿病>
  適度の飲酒がインスリンの感受性を改善し、血中インスリン濃度が低下して
  心疾患のリスクを軽減させる。 糖尿病学会は、血糖コントロールが良好、
  合併症のない状態であれば、1日25g(約1合)の摂取を許可している。

<脳の活性化>



<健忘症の予防>



<酒粕パワー>



   (ダイエット効果)


   (紫外線防御効果)


 日本酒に限りませんが、やはりお酒は適度に飲んでこそ健康効果があると
  強調されています (日本酒は、1日2合)。



 お酒は飲み過ぎるとアルコールの害があること、したがって強いお酒は要注意
  ということは社会人の常識ですが、この講演でも日本酒は暗黙のうちに「伝統
  日本酒
」(アルコール度数15〜16度が中心)が前提となっています。 確かに、
  アルコールに弱い人がほぼ半数を占めるといわれる日本人にとっては、
  酒量に要注意 なのでしょう。

▼ でもご心配なく。 それを意識して開発されてきたのがわがSRN会員蔵の
  「ソフトな日本酒」です。アルコール度数は、4%未満〜10%未満 、ワインより も低アルコールですからお酒に弱い方でも安心して楽しめかつ健康になることが
  できます。 先ずはお試しください。
「ライスパワーエキス」の本家・勇心酒造(香川県)へ行ってきました
羽田から空路高松空港へ。同行願ったのは、一ノ蔵・常務鈴木 整 (ひとし) さん(43歳)、訪問相手は、勇心酒造・直販部長徳山孝仁 さん(38歳)です。
お二人は、言わずと知れたSRN創設の中心人物、徳山孝・勇心酒造社長と故鈴木和郎・一ノ蔵最高顧問のそれぞれご子息です。
会報・新年号の連載企画「若手経営者の対談」が目的で香川県までやってきました。

空港から同社までは、車で約30分、静かな田園地帯の小高い丘の上にあり、白壁となまこ壁のコントラストが酒蔵らしい雰囲気を醸し出しています。 それにしてもしばらくご無沙汰しているうちに工場建屋がいくつも並んでいる様子に驚かされました。 一ノ蔵と同社は、日本酒市場が縮小している中にあって安定的に成長を持続している酒蔵の双璧と言ってよいでしょう。

 

近い将来、研究棟が建設される予定

到着後、まず徳山社長にご挨拶をと社長室に入りましたら目についたのは、壁面に並んだ写真です。これは、先代社長のほか同社にゆかりのある方々とのことですが、真ん中にあってしかも唯一のカラー写真が目立つ方こそ、徳山社長の親友で鈴木常務のお父上。 日本酒業界の革新派リーダーとして、また名経営者として知られた方でしたが、惜しくも数年前に難病で他界されました。 

故鈴木和郎・一ノ蔵最高顧問

ところで、「対談」は和気藹々とした雰囲気の中で行われました。
内容については、来年1月発行の新年号をご覧ください。

 
左から鈴木整常務、徳山孝仁部長

「ライスパワー」化粧品ビジネスが好調なことから、勇心酒造は、日本酒よりも化粧品素材に関心があるように思われがちですが、徳山孝仁さんが次のような言葉を熱っぽく説いておられたのが印象的でした。

★ 私自身、各部門を経験した後に現在は「ネット通販」を担当していますので日本酒との関わりが間接的になっているのですが、それでも「これからの日本酒の新しい形はどうあるべきか」という意識が頭から離れないのです。

★ 発酵作用において、微生物はいわば「触媒」、それも「生きている触媒」です。この触媒と触媒の組み合わせ方次第で人の健康に役立つ物質が無限に生まれてくる可能性があるのです。

★ 当社の将来像は、あくまでも「醸造発酵技術を基盤とした研究開発企業」として進化することにあります。

なお、勇心酒造が目下絶好調の「ライスパワーエキス11」に続く大型商品として期待をかけているのは、美白素材としての「ライスパワーエキス23」です。 7月19日に掲示しましたブログの中で 「ライースホワイトニングエッセンス」という銘柄の商品について触れましたが、徳山さんのお話では、この中にこのライスパワーエキスを配合しているのです。 


美白化粧品「ライース ホワイトニングエッセンス」(30ml, 7.350円)

外からは勇心酒造は日本酒から離れたビジネスを展開しているように見えるかもしれませんが、事業の基盤となっているのは長年にわたって日本酒造りで培った醸造発酵技術です。その日本酒に対して熱い思いをたぎらせている「酒蔵の若き後継者」に心からエールを送りたいと思います。





勇心酒造(香川県)がテレビ番組に登場しました
2月26日、テレビ朝日「報道ステーション Sunday」が、「大繁昌 ニッポンの老舗」という特集を組んで3社を取材していました。 3社とは、
*ヒゲタ醤油 
*田中貴金属
 
そしてわが *勇心酒造 です。

同社につきましては、このブログで昨年1月、「酒蔵の経営  廖,箸靴討款匆陲靴泙靴燭、今回の番組の内容を画像を中心にかいつまんでご報告しておきます。

いきなり日本橋三越の本店と化粧品売り場の画面が出てきました。
   

「アトピスマイルが売れています」と営業の黒田さん
     

勇心酒造の紹介画面が続く: 本社工場周辺の風景〜本社工場・・・・・・
 


続いて徳山社長の紹介とライスパワーエキス開発の苦闘物語が・・・・
   

1987年:約10億円の私財を投じた成果の第1号「入浴剤」発売に漕ぎつけました。
ところが、大手製薬メーカーが類似商品を出してきたためたちまち赤字転落、しかも
メインバンクが倒産・・・・ 経営危機に陥りました。
   

2002年:起死回生の出来事が・・・保湿効果が高くアトピーの予防効果のある画期的な癸隠吋┘スが、ようやく医薬部外品の認可を受け、「アトピスマイル」の発売へ〜続いてこのエキス配合の化粧品も発売〜これらが大ヒット
   

こうして経営はようやく黒字転換 〜 売上高約30億円の優良企業となりました。!!


番組は締め括りへ:徳山社長が企業の永続性の秘訣を語ります。
「世のため人のために役立つことをやってこそ人に支持されて永続していくのではないでしょうか」
 

この番組で強調されていたことは、次の教訓でした。 どの分野の企業にとっても常に心掛けておかなければならない大事なキーワードですね。
● 変化への対応
● 常に革新

(後日談です。勇心酒造では、放映当日、問い合わせの電話に備えてスタッフが日曜出勤していたとのですが、電話が鳴り続け、週明けも対応に追われていたようです。)
酒蔵の経営◆ΑΑΝ螳譽梁
日本酒関連の情報提供「酒蔵の経営・・・螳譽梁◆廚任后

前回の勇心酒造紹介文で同社が螳譽梁 (宮城県大崎市)と密接な関係にあることはお分かりいただけたことでしょう。

 この酒蔵は、美味しいお酒を醸しているだけではなく、会社としてもとても魅力があるのです。でも社名とか銘柄には馴染みがあってもどのような会社なのかとなるとご存知の方は少ないでしょうから、少し詳しく紹介したいと思います。

ご承知のように酒蔵あるいは蔵元に関する記事、資料、書物などは無数にありますが、
酒蔵の経営について正面から扱った文献は非常に限られています。それは、酒蔵はすべて非公開会社ですからまずもって情報が少ないことと、本格的な企業分析に耐えられるだけの内容のある会社があまり見当たらないからです。

その点で螳譽梁は、ただひたすら日本酒を造って流通に流すだけで終わり、という酒造会社が多い中にあって、



この企業経営の中軸をなす骨組みがしっかりしており、全体のバランスがとれている出色の酒蔵といえます。

まず螳譽梁について本格的というか、全般的な分析が行われている書物があります。
少し固い本ですが、

経営哲学学会編『経営哲学の実践』文眞堂、2008年


 この書物は、経営哲学学会が、「理論と実践との架け橋の第一歩」という目的に沿って、
時間をかけて編纂した約380ページもの大著ですが、「第2部 経営哲学の実践」として星野リゾート、旭山動物園など現代企業15社が紹介されており、その筆頭に螳譽梁△挙げられました。そして学会会員の研究者3名の共同執筆により「理念経営の過渡的な完成型」というタイトルで経営学の視点から18ページにわたり総合的な分析・評価がなされています。

したがって、同社は、いわば学会お墨付きの会社とも言えるでしょう。

         
緑と水に恵まれた丘陵地帯に立地する螳譽梁



 連結売上高が40億円程度、酒蔵の中では中規模の螳譽梁、40年近く前に4社が合併して誕生したこの酒蔵の経営の特徴あるいは魅力について、上記の書物では次のようにまとめられています。少し長くなりますがそのまま引用します。

 「 4人の創業経営者がめざした理念経営が過渡的ではあるが今開花して一つの完成型を示している。すなわち、経営者の志の高さと人間的な魅力、広い視野からの社会的活動、経営者−社員間に形成されている信頼関係、それらを背景とするぶれのない会社の経営、これらの要素が混然一体となって同社の魅力を醸し出し、多くの人々を惹きつけてやまない状況をつくりだしている。

この文章に尽きるのですが、同社の「理念経営」の意味からお話しましょう。

「経営者の志」を表現したものが経営理念ですが、一ノ蔵の場合、以下に示すように平易な表現で会社が目指すものを明快にかつ熱く提示している点で、「優れた経営理念」と言えるでしょう。
酒造メーカーでありながら「良い酒を造る」といったお酒に関わる表現が一言もない点も大きな特徴です。創業経営者4人の方々が、高い志の持ち主であることを示す好い例ですね。

  “明るく個性的で使命感と躍動感のある人と会社でありたい
   感動の自から湧き上がる人間集団 それを一ノ蔵と呼びたい
   一ノ蔵は
   人と伝統を大切にし 醸造発酵の技術を活用して
   安全で豊かな生活を提案することにより
   社員 顧客 地域社会のより高い信頼を得ることを使命とする
   

醸造発酵の技術を活用」という表現を見ると、勇心酒造の紹介の中で触れました故・鈴木和郎最高顧問がこの理念作成に深くかかわっておられたことが感じ取れます。
鈴木さんの主導により11年前にわがSRNが発足した際、この表現は、グループとしての理念の中にも取り入れられました。

そして、経営理念が優れているだけでなく、全社員の「マイ箸」運動を始めとする多様な社会貢献活動を含め、会社の活動全体が、経営理念に沿って行われていることが一ノ蔵の経営の素晴らしい点であり、これが「理念経営」のポイントだと思います。

その結果として、会社のイメージが高まり、高品質のお酒が生みだされ、多くの日本酒ファンの心をしっかりと掴んでいるのでしょう。

転じて、事業面で特筆すべき点は、休耕地を活用した農業との取り組みです。農業を守
りながら地域振興につなげようという使命感から、同社は、一ノ蔵農社という事業部門を立ち上げて難しい農業分野にチャレンジしているのですが、
同時に同社は、一次産業の農業から三次産業の流通までをも包含する「一ノ蔵型六次産業」をビジョンとして掲げています。


「酒米栽培指定田」の標識がある一ノ蔵の保有農地

一般に言われている農商工連携を企業レベルで実現しようということですが、自社だけで完結するのではなく、いずれ他社を含めた連携が活発に行われるようになることが期待されます。言うは易くして面倒な連携をどのような形で具体化し成果を挙げるのか、注目されるところです。

もう一つ、一ノ蔵の他の酒蔵にない特色あるいは強みは低アルコールのソフト系日本酒のパイオニアであり、「革新の蔵」というイメージが確立されている点にあります。
特に約10年前に開発した、独自の瓶内二次発酵技術によるスパークリング日本酒「すず音」は、消費者の熱い支持を受けてロングセラー商品となっていまして、姉妹製品の「花めくすず音」などは、年3回の季節製造の都度、短期間で完売になるほどの人気商品です。

この「すず音」の人気のほどは、生産能力を倍増させるために昨年秋、大型の設備投資をしましたことからもお分かりでしょう。
日本酒需要が落ちている中で、スパークリング酒の増産を図る・・・・・・ こんなことは一ノ蔵にしかできないことですね。


本社敷地内に新設した「すず音」用の大型設備

 
すず音シリーズ」:左から「すず音」、「花めくすず音」、「幸せの黄色いすず音

そのほか、これも知名度の高い「ひめぜん」を含むソフト系日本酒の売り上げ比率は、全体で約20%に達していますが、このような製品構成になっている蔵も他にありません。

では、この螳譽梁を牽引している経営者は、どのような方々なのでしょうか。
同社創業経営者のお一人である会長櫻井武寛さんは、わがSRNの代表幹事としてもグループをリードしておられ、事務局との関係が最も密接なの方なので、経営陣の代表として、櫻井さんにスポットを当てることにします。


左から櫻井武寛会長、松本善文社長(43歳)

この方、慶応義塾・商学部のご出身だけに経理に明るく、そしてお人柄も明るい紳士です。また、経営哲学学会の理事を務められ、学会の全国大会でも論文を発表しておられるほどの高い知性の持ち主です。

業界ではすでに
・日本酒造組合中央会の監事(監査役)
・宮城県酒造組合会長

など数々の要職についておられます。

しかも櫻井さんは、「健康優良児?」と言ってよいほどお元気な方でもあります。
一例を挙げますと、一昨年、宮城県松島基地の航空自衛隊の招待によりジェット戦闘機に搭乗されましたが、肉体に強烈な負荷のかかるジェット戦闘機飛行を経験されたにもかかわらず何事もなく元気に戻られました。
ご自身もこの体験で体力に自信を持たれたようですが、企業の会長さんがジェット戦闘機に乗られたなんて話、聞いたことがありませんね。


ジェット戦闘機搭乗前の櫻井武寛会長

ですから、私どもとしては、櫻井さんが、難局に直面する日本酒業界のトップリーダーにいつなられてもおかしくないし、なっていただきたいと大いに期待しているのですが・・・。 

 そのほかの創業経営者の方々もそれぞれ社長を務められた後、現在も
浅見紀夫さんが名誉会長


松本善雄さんが監査役

として、会社を、そして若手経営者を支えておられます。
       
同社の経営陣は、創業経営者が数年前にトップの座から退いて第二世代に入っていまして、その方々は、松本善文社長のほか三人おられます。すなわち、

常務取締役鈴木 整さん(41歳)


執行役員三浦博光さん(42歳)


執行役員浅見周平さん(35歳)
 

この酒蔵の歴史や人物についてもっと具体的に知りたいという方には、元日本経済新聞記者・今井亮平さんによる次の2冊の本をお薦めします。

 『オンリーワンの蔵』ブレインキャスト、2000年
 『コメの底力に魅入られた男たち』今野印刷、平成21年


        

本の題名にあるように、この蔵は、文字どおり個性豊かな「オンリーワンの蔵」であり、
分野によってはナンバーワンの蔵でもあります。

 今後注目される点は、日本酒市場の縮小という厳しい環境の中にあって、逆風に耐えながら同社がどこまで成長性を維持することが出来るか、そのためにどのような戦略に基づいて、どのような活動を展開するのか、にあると言えましょう。

 一ノ蔵ブランドの美味しいお酒を口にされるときには、螳譽梁についても思いを馳せていただければ一段とお酒の味わいが深まるものと思います。

酒蔵の経営 ΑΑν心酒造
日本酒関連の情報提供「酒蔵の経営・・・勇心酒造蝓廚任后

前回の健康情報に関連して、いまや健康関連企業ともいうべき酒蔵、勇心酒造蠅鬚款匆陲靴泙靴腓Α

 勇心酒造(香川県)という会社は、事実上、もはや酒造メーカーではありません。
なにしろ売り上げの90%以上が、化粧品もしくは化粧品素材なのですから。
その点では、事業転換を意図して経営努力をしてきたわけではないにしても結果的に事業転換に成功を遂げた唯一の酒造会社と言えるでしょう。
まったくといってよいほど宣伝もしていないのに、数年前まで数億円だった売上高が今ではほぼ6〜7倍になっているのです。


歴史のある老舗酒造会社を変身させた立役者は、言うまでもなく
徳山 孝社長(農学博士)です。


ローマは一日にしてならず! 同社の成功の背景には、徳山社長が東大農学部大学院生だった頃からの約40年にわたる苦闘の歴史があります。
このストーリーについては、
SRN発行の小冊子「ライスパワー・プロジェクト―日本酒蔵元の夢と探求の物語
をお読みください。 (ご希望の方は、事務局宛ご連絡ください。)
   

また、「文芸春秋」2010年6月号の「大宅賞40周年特別企画 足るを知る人」の中で、「バイオで復活した酒蔵の五代目」というタイトルで徳山さんが8ページにわたり取り上げられていますので併せてご一読ください。  


           
 近年、化粧品を手掛ける酒造会社が増えてきましたが、その製品の多くは、酒、酒粕、あるいは米ぬかから抽出した成分を利用したものです。
しかし、勇心酒造が日本酒醸造で培われた醸造発酵技術を駆使して開発した米エキス(ライスパワーエキス) は、それらとは全く次元が異なり、薬に近い効能を持つ他に類例のない画期的な素材なのです。

代表的なエキスは、医薬部外品の認可を取得した「ライスパワーエキス11」です。
2004年、この効能に着目した大手化粧品メーカー「コーセー化粧品」がこれを有効成分とする薬用化粧品「モイスチュアスキンリペア」を開発したところ、初年度に約百万本を売り上げる大ヒット商品となりました。

11エキスは、当初、アトピーあるいはドライスキン用として商品化されました。その作用は一般に化粧品に使用されている保湿剤とは全く異なっていまして、皮膚の中に浸透し、水分をコントロールしているセラミドを増殖させて肌をしっとりとさせるので乾燥タイプのアトピーやドライスキンに効果があるのです。このような作用をする化粧品がほかにあるでしょうか。
もはや医薬品の世界の物質ですね。

もちろん勇心酒造は、ライスパワーエキスを素材としてOEM供給するだけでなく、自社製品のネット販売も行っていますから同社のホームページをご覧ください。
また、三越の化粧品売り場でも「ライース・シリーズ」として売られています。

 これまでに開発されたライスパワーエキスは、10種類あります。そのうち8酒類は、皮膚を健全化する効能のあるエキスなので化粧品の素材となっていますが、2種類だけ内服用のエキスがあります。 その一つが、知る人ぞ知る101エキス

このエキスは、医薬品の認可こそとっていないものの「胃潰瘍を治す米エキス」あるいは二日酔いを防ぐ米エキスとして知られており、動物実験では、胃潰瘍の特効薬と同等またはそれ以上の効果があることが確かめられています。もちろん、原料はお米ですから副作用などありません。

とにかく、101エキスは、事務局の私たちにとっても宴会前、試飲会前には欠かせない必需品となっています。
(15カプセル入り1箱4,500円)                        


 101エキスを低アルコール日本酒に配合したお酒が、SRNの共同銘柄「米米酒」(こめこめしゅ)なのです。
勇心酒造は、さらに地元で栽培された古代米を使用したお酒「リセノワールRicenoirを開発しました。 101エキスに加えて、古代米から出るアントシアニン(ポリフェノールの一種)が含まれていますから、このお酒はまさに健康酒と言ってよいでしょう。鮮やかな赤も古代米による天然の色です。
*500ml 1,260円

          

ところで、話が前後しましたが、徳山さんは、SRNの産みの親でもあるのです。
1984年、徳山さんが低アルコール(8度未満)日本酒の技術を開発し特許を取得したのを契機としてSRNの前身「コンポバムバム」という組織が誕生しました。

そのトップ・リーダーとなったのが、徳山さんの大学の後輩でもあり、親友だった
螳譽梁の今は亡き鈴木和郎さん(社長〜会長〜最高顧問)です。鈴木さんは、酒蔵経営が揺らぐ中で身体を健全にするライスパワーエキスの開発に苦闘する徳山さんを陰に陽に支え続け、勇心酒造の今日の成功の基礎造りに貢献しました。

しかし、残念ながら鈴木さんは難病に冒され、3年前、勇心酒造の今日の成功を見届けることなく天国へ旅立たれました。人格・識見に秀でた名経営者として会社内外の多くの人たちに慕われておられた方だけに今思い出しても痛恨の極みです。
         

こうして勇心酒造は、酒蔵から脱して「身体を健全にする商品」を生み出す「健全経営の会社」になりましたので、近年の社員募集においては一流大学学生の応募者が増加しているとのことです。

それは勇心酒造が単に社会的に意義のある商品を生み出す会社というだけではなく、
「人は生かされている」という日本の伝統的な自然観

を会社の理念に据える徳山社長の考え方が若者の心の琴線にも触れて、理念に共鳴する人が多いということなのでしょう。

 以上のように、簡単には語りつくせない数々の感動的なストーリーで溢れているこの 
勇心酒造の動きにこれからもご注目ください。


▲PAGE TOP